沖縄県産パインアップルの香気成分

2014年9月22日 技術レポート

沖縄県の主要果樹であるパインアップルは、県北地域や八重山諸島を中心に経済栽培されています。主要品種はN67-10で栽培面積の約60%を占め、生食用や加工用に利用されています。沖縄県では、パインアップルのさらなる消費拡大や普及に務めるべく、高品質かつ個性豊かなパインアップルの育種に取り組んでいます。本研究では、沖縄県産パインアップルの高付加価値化につながる情報を獲得することを目的に、6品種のパインアップルから香気成分を抽出し、その香気の特徴についてGCxGC分析により調査しました。
(第58回 日本食品科学工学会 穐岡,正田守幸1,竹内誠人1,和田浩二2 1:沖縄県農業研究センター 名護支所,2:琉球大学 農学部)

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