トピックス

登録特許 2014年1月~12月
2015/02/27・特許

乳化組成物        【特許第5576539号】

従来から、飲料等に着香、着色、着濁等を行う目的で、油性成分をアラビアガムで乳 化させた乳化香料が広く使用されている。その際、飲料と乳化香料の比重を合わせなければ、リングや沈殿等の問題が生じてしまう。このため開発時、使用する 飲料それぞれの比重に合わせる必要があった。この課題を解決するため鋭意研究した結果、乳化香料に脱塩アラビアガムとオクテニルコハク酸澱粉を特定の比率 で含有させることで安定性が飛躍的に向上することを見出した。本発明の乳化香料は、種々の比重の飲料や食品に配合することができ、安定した混濁を付与す る。

 

乳化香料組成物        【特許第5588048号】

香料を飲料のような飲食品へ賦香する際には、香料成分を含水アルコールなどの水溶性溶剤に溶解したエッセンス,乳化剤などを用いて水中に分散させた乳化香料が用いられることが多い。後者は、エッセンスのみでは不足するミドル~ラストのボディ感やナチュラル感を付与する。互いに溶け合わない2種の液相の一方が他方に分散している熱力学的に不安定な系であるため、流通過程や保存中における安定性が要求されている。本特許では、乳化剤として特定範囲のHLB値を持つポリグリセリン脂肪酸エステル3種類とリゾレシチンを組み合わせることで、長期間にわたる安定性を維持することが可能となった。さらに、乳化粒子が非常に微細であるため、可溶化し透明になる。本発明品は、透明な飲食品や、アルコール飲料に使用することが可能であり、濁り等が生じることなく安定性を維持することが出来る。

 

 

 

公開特許 2014年1月~12月
2015/02/27・特許

コーヒー香味料、その製造方法及びその利用        【特開2014-36632】

本発明は①コーヒー豆を加熱し、ガスを発生させ、②発生したガスの温度を下げ、難溶性成分を液化除去し、③液化されなかったガスを冷却捕集することで溶解性と香味の優れたコーヒー抽出物を得る方法である。一般的に、香料原料として使用されるコーヒー豆抽出物は焙煎後の豆から抽出される為、焙煎中に発生する香り成分がある程度消失した状態で抽出物を得ることになる。さらに抽出法によってはコーヒー豆由来の難溶性成分も同時に抽出することになり、後の水溶性化の工程において、さらに香味を損失することが多かった。これに対し本発明では、コーヒー豆を加熱し発生したガスを直接捕集する為、コーヒー特有の焙煎香を逃すことなく抽出することができる。さらに、ガス捕集の前段で溶解性の悪い成分を除去する工程を有しているため、缶コーヒーなどの飲料へ応用することに適している。

 

アルコール感付与剤およびその利用         【特開2014-045712】

近年、健康意識の高まりや、飲酒運転に対する規 制の強化等により、ノンアルコールビール、ノンアルコールカクテル、ノンアルコール酎ハイ等のノンアルコール飲料の需要が拡大している。これらへのアル コール感付与については、苦味付与剤や収斂味付与剤といった味に関する技術が知られているが、アルコール独特の風味を連想させる香りまでは付与できないも のであった。この課題を解決するために鋭意研究した結果、ダバナ抽出物および/またはトルーバルサム抽出物を含むアルコール感付与剤を発明した。本発明品 は、食品に配合することでアルコール独特の風味を付与する。