先輩社員より vol.3

Q.高田香料を選んだ理由は何ですか。

大学院のときに食品の香りについて研究していたこともあり、香料会社にとても関心がありました。香粧品香料にも興味はありましたが、美味しさを彩る食品香料の専門メーカーいう点から当社を選択しました。また、会社の雰囲気も良かったのでここで働きたいと思いました。

 

 

 

Q.仕事内容を教えてください。

香料を賦香した飲料や氷菓、ゼリーなどを試作し、その香り立ちから風味を評価します。賦香するものによって香りの印象が変わるため、香料だけをお客様に提案するのではなく、実際に賦香した試作品を持参し、香りを評価していただきます。香りの良さを引き出し、要望にあった香料をつくる手助けをしています。

 

Q.仕事をしていて楽しいときはいつですか。

学生時代から香りに興味があったので、それに関わる仕事ができていることがうれしいです。そして試作をしていて、美味しい香りに出会えたときは、もっとうれしくなります。
調香研究課のように自分の調合した香料が採用され、お店に陳列されるということはありませんが、作った試作品によってその香料が評価され、採用へつながったときは、自分の仕事が役に立っていると実感します。

 

Q.応用研究にはどのような人が向いていますか。

食品に興味のある人や食べることが好きな人であれば楽しく仕事ができると思います。飲料やゼリーなどの試作をしていますが「料理やお菓子作りが得意でなければならない」ということはありません。食品香料は、香りだけでなく味も重要な要素で、香りや味は五感の中でも人によって好き嫌いが大きく分かれます。色々な食品の香りを匂ったり食べたりしながら、記憶していくことが大切です。

 

Q.高田香料とはどのような会社ですか。

若手にもどんどんチャンスを与えてくれますし、積極的に意見を言い合える会社だと思います。東京事業本部は社員同士の年齢が近く、和やかな雰囲気で仕事をしています。女性社員も比較的多く、女性だけで行う仕事もあります。結婚後もそれまで同様働くことができますし、出産しても仕事に戻れる環境なので、女性にとっても働きやすい会社だと思います。

 

サッカーの試合をよく観に行きます。北京五輪代表の親善試合を観に行ったとき、背は大きくないけど、とても足が速く、相手外国人選手にくらいつくプレイをしている日本人選手がいました。その当時はサッカーを見始めたばかりでルールもあまりわからなければ、選手の名前も知らなかったのですが、その選手だけは印象が強くて名前はしっかり覚えました。今ではかなりの有名人”長友選手”です。写真は応援しているサッカーチームのウォーミングアップ風景。いつもドキドキしながら試合開始を待ちます!